くら寿司は3月1日、大型複合商業施設「なんばパークス」(大阪市)にグローバル旗艦店を開業すると発表した。コロナ収束後のインバウンド需要獲得を狙う。7月上旬にオープン予定。
開業予定の「くら寿司 グローバル旗艦店 なんばパークス サウス」は、関西では2店舗目、全国では5店舗目となるグローバル旗艦店。
なんばパークス南側に設立される新エリア「なんばパークス サウス」(3月に一部開業、7月グランドオープン)に出店する。同施設は、関西国際空港から直結の国際交流拠点であり、関西でも有数の観光地の1つである「なんばエリア」の南側に隣接しており、観光客の来店を見込んでいる。
内装は、クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏が監修。ジャパニーズモダンなデザインを予定しており、「人に伝えたくなる店舗」を目指すとした。
また、入店から退店まで店員と対面せずにサービス提供を行う「非接触型サービス」を標準装備。席は、感染症対策も兼ねた暖簾(のれん)付きの半個室や、カウンター席など幅広い形態を用意する。
同社は20年1月に「ジャパンカルチャー発信型」店舗として、「くら寿司 グローバル旗艦店 浅草」をオープン。海外進出を加速させるとともに、回転寿司の魅力を国内だけでなく海外にも広めていくことを目指している。現在4つのグローバル旗艦店(浅草・道頓堀・原宿・押上)を展開中。
関西の「くら寿司 グローバル旗艦店 道頓堀」は、「浪速の祭り」をコンセプトにしており、カラフルな提灯や巨大浮世絵などのフォトスポットを設置している。
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