明治は3月上旬から、牛乳を使ったアレンジレシピの募集や発信といった施策を他企業と連携しながら順次開始する。同社は農林水産省らが立ち上げた「牛乳でスマイルプロジェクト」に参画しており、コロナ禍で停滞している牛乳・乳製品の消費拡大に取り組む。
牛乳でスマイルプロジェクトは、22年6月に農林水産省とJミルク(東京都千代田区)が立ち上げたプロジェクト。近年コロナ禍の影響で生乳の業務用需要が停滞しており、供給過多が懸念されている。これを受け、官民が一体感をもって牛乳・乳製品の消費拡大に取り組む。
明治は同プロジェクトに参加するニッスイ、クックパッド、三菱食品グループでサイネージ事業を運営するリテイルメディア(東京都文京区)とそれぞれ連携施策を展開する。
ニッスイとの取り組みでは、「明治おいしい牛乳」と缶詰を使用したアレンジレシピを作成する。レシピを店頭で配布するほか、明治おいしい牛乳の公式Twitterでの発信を3月24日から順次開始する。ニッスイの缶詰詰め合わせが当たるキャンペーンも実施予定。
クックパッドとの取り組みでは、学校給食がなく牛乳の需要が落ち込む春休み期間に、子どもが喜ぶ牛乳レシピを募集する企画を展開。22年11月にも同社と連携しており、今回は第二弾となる。
3月6日からクックパッドメールマガジンにて参加者を募集・抽選し、3月27日〜4月9日にレシピを募集する。
リテイルメディアとの取り組みでは、全国の流通チェーンで明治おいしい牛乳を使用したレシピ動画をCookpadTV小型サイネージで配信し、牛乳の料理活用を促進する。配信期間は3月20〜26日。
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