高めたいビジネススキル 2位「語学力」、1位は？：給料を上げたい

[堀内ひろ，ITmedia]

　リスクモンスターが「ビジネススキルアップに関する意識」の調査結果を発表し、ビジネススキルの向上を望むビジネスパーソンは全体の44.0％を占めていることが分かった。

（出所：写真AC）

　「望んでいる」割合を男女別にみると、男性は43.0％、女性は45.0％でほぼ同じ。年代別では40代（40.5％）や50代（39.5％）より、20代（48.0％）や30代（48.0％）のほうが高かった。

　役職の有無でみると、一般社員は40.5％にとどまったのに対して、主任・係長は59.5％、課長クラスは53.3％、部長クラスは58.3％と、役職者のほうがスキルアップの意識が高い傾向にあった。

（出所：リスクモンスター、以下同じ）

　ビズネススキルアップを望んでいる人に高めたいビジネススキルを聞くと、最も多かったのは「パソコンスキル」で56.0％。以下「語学力」（40.9％）、「コミュニケーション」（27.0％）、「プログラミング」（25.9％）、「プレゼンテーション」（21.3％）が続いた。

　役職別にみると、一般社員と主任・係長は「パソコンスキル」がトップだったのに対し、課長クラスと部長クラスは「語学力」がトップ。ベテラン層ほど語学力を必要としている様子がうかがえた。

　ビズネススキルを高めたい人に理由を聞くと、トップは「給料を上げたい」で34.9％。以下「自己肯定感を高めたい」（32.7％）、「新しい業務に挑戦したい」（32.1％）、「業務の効率を上げ、残業を減らしたい」（30.1％）が続いた。

　年代別にみると、年代が下になるほど「給料を上げたい」、上になるほど「自己肯定感を高めたい」の割合が高い。

　インターネットを使った調査で、20〜50代のビジネスパーソン800人が回答した。調査期間は2022年12月13〜14日。