「ラーメン山岡家」でも迷惑行為 卓上のにんにくを口に 「しかるべき対応検討」：迷惑動画絶えず

[ITmedia]

　丸千代山岡家（札幌市）が運営するラーメンチェーン「ラーメン山岡家」は3月13日、店内で撮影されたとみられる迷惑行為の動画がSNSに投稿されているとして、「警察・弁護士と相談の上、しかるべき対応を検討している」と発表した。

「ラーメン山岡家」は迷惑動画が発覚したとして「しかるべき対応を検討している」と発表した（ゲッティイメージズ）

　SNSに投稿された約10秒の動画には、卓上に設置されたにんにくを、共用のスプーンで直接口に運ぶ姿が映されている。ラーメン山岡家はこの動画について、栃木県内の店舗で撮影された可能性が高いと公表。撮影時期は特定できていないという。

　卓上に設置しているにんにくや豆板醤の容器については、「従来から1日に少なくとも1回、卓上調味料を回収の上、洗浄済みの容器と入れ替えている」としたが、今回の事案を受けて今後の対策を検討するという。

ラーメン山岡家が公表した文書（同社公式Webサイトより）

　飲食店をめぐる迷惑動画が後を絶たない。迷惑行為が発覚した回転寿司店では、くら寿司がAIカメラでの監視を始めたほか、すし銚子丸は回転レーンの使用中止を発表。飲食企業はさまざまな対策を迫られている。