野球の世界一決定戦「ワールドベースボールクラシック」(WBC)で“侍ジャパン”こと日本代表が3月16日のイタリア戦に勝利し、5大会連続の準決勝進出を果たした。大谷翔平選手やダルビッシュ有投手など現役メジャーリーガーの参加もあり、試合会場の東京ドームには連日観戦客が押し寄せ、大会は盛り上がりを見せた。東京ドームは今大会、侍ジャパンの全5試合を開催したが、どのような経緯で会場になったのか。大会の共同主催者である読売新聞社に、“そもそも論”を直球で聞くと「巨人の本拠地だから」という単純な理由ではないことが分かった。
WBCは「野球の国際化」「野球人口の拡大」などを背景に、米メジャーリーグベースボール機構(MLB)が主導する形で成立した経緯がある。大会は、MLBが選手会と共同で立ち上げた「ワールド・ベースボール・クラシック・インク」(WBCI)が主催者となっており、読売新聞社は2006年の第1回大会から、日本開催の試合の共同主催者として大会に関わっている。
読売新聞グループ本社広報部は大会成立までの経緯について「第1回大会がスタートする前から、MLBと読売新聞東京本社で意見交換を重ね、大会の実現に至った」と説明。今大会を含め、全5大会で主催者となっている点については「MLBから日本で開催されるラウンドの主催者として指名され続け、興行全般を請け負っている」と回答した。
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