消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
キッズラインが運営するベビーシッター・家事代行をスマホで依頼できるサービス「キッズライン」は、子育て中の親を対象に「少子化対策になると思う政策」に関する調査を実施した。少子化対策になると思うことの1位は、「ベビーシッターなど個別保育に対する金銭的補助」と「全員が保育園に入園できる環境整備」だった。
少子化対策として有効性が注目されている19の政策について、「少子化対策になると思うか」と質問した。「少子化対策になると思う」と回答した人が最も多いのは、「ベビーシッターなど個別保育に対する金銭的補助」「希望者全員が保育園に入園できる保育環境」(同86.9%)だった。
以降は「病児保育、夜間保育など保育サービスの充実」(84.5%)、「小学生の学童保育の拡充」(83.2%)と続いた。
すぐに実行してほしい政策は「家族手当の拡大/児童手当の所得制限撤廃」(42.4%)が最多だった。2位は「子の人数によって所得税が軽減される制度(N分N乗方式)」(34.5%)、3位は「ベビーシッターなど個別保育に対する金銭的補助」(27.1%)となった。
調査は3月7〜12日、インターネットで実施。調査対象者は子育て中の親、回答者数は1016人(男性77人、女性928人、無回答11人)。
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