原材料高騰が続く中でも、ワンコイン前後でランチを提供し、多くのビジネスパーソンから支持を集める外食チェーンがある。各社のランチの戦略やメニューのこだわり、価格維持への企業努力をひもとく。
物価上昇などの影響から、お小遣いが減少しているビジネスパーソンの中も少なくないだろう。勤務日のランチ代は平均439円〜564円というデータもある(エデンレッドジャパン「ビジネスパーソンのランチ実態調査」より)。昨今はコンビニの弁当も値上げが続いているため、日々のランチ探しに苦戦している人も多いのではないだろうか?
本連載では、ワンコイン前後でランチを提供し、ビジネスマンから支持を集める外食チェーンを取材。ランチの戦略やメニューのこだわり、原材料費高騰が続く中での価格維持への企業努力をひもとく。
第2回目は、回転寿司チェーン「かっぱ寿司」のランチについて取材した。
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「かっぱ寿司のランチセット」は平日限定で、午後4時まで提供している。販売店舗は全国48店限定。
メニューは全5種で、うどんやラーメンのセットメニューを中心にそろえる。
「出汁香るえび天うどん&店内仕込 茶碗蒸し」「鯛スープの塩ラーメン&ランチサラダごまと醤油のWドレッシング」は各550円、「出汁香るかけうどん&揚げたて天ぷら盛り合わせ」「鯛スープの塩ラーメン&とり唐揚げ2個」は各605円。4品にはいなり寿司が2つ付いてくる。
寿司のセットもある。「にぎり定番お得セット&あおさの味噌汁・茶碗蒸し」は、まぐろ・活〆真鯛・サーモン・えんがわ・えび・真いかを各2貫用意し、990円で提供する。
品ぞろえのポイントは「手軽に食べられる価格、選べる品ぞろえ、満足感のあるボリューム」だという。てんぷらの盛り合わせでは、大えび天・イカ天・玉ねぎ天・大葉天の4種を提供するなど、全てのメニューがボリューミーである。
また、「手軽にサッと食べられる」という理由から麺類とのセットメニューを強化した。
「お寿司を追加でご注文頂いてもお手軽な価格で収まるようにしています。お寿司はお好みのものを選んでご注文頂ければと考えております」(カッパ・クリエイト広報担当者)
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