ビジネスシーンのスーツの選び方よくある質問(2/2 ページ)

» 2023年03月28日 08時00分 公開
[唐澤理恵INSIGHT NOW!]
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Q:ビジネスシーンの靴の色は、何色を選べばいいですか?

A:男性の場合、やはりビジネスシーンに合わせる革靴は、紺のスーツには黒、グレイのスーツには黒かダークブラウンです。しかも紐付きストレートチップか、プレーンに限ります。

 女性の場合も、ダークスーツやグレイのスーツであれば、黒がベターです。ベージュ系のジャケット等の場合はブラウンをお勧めします。夏場は白やベージュの靴もありです。

 最近は、女性から「ビジネスシーンでフラットシューズを履くのはありですか?」というご質問もよくいただきます。フラットシューズはカジュアルな印象もあるため、シーン次第です。式典ではパンプスをお勧めしますし、プレゼンなど、自信あふれる印象を醸し出したい場合、パンプスの方がより印象深くなるでしょう。

 ちなみに、男女共にスーツにブーツはNGです。

Q:ビジネスシーンでは、靴下はどんなものがいいですか?

A:男性の場合、靴下の色は、パンツか靴の色のどちらかに合わせましょう。ダークグレイのスーツとダークブラウンの靴なら、パンツと同色のダークグレイの靴下をはくことで足長効果が得られます。ライトグレイのパンツにダークブラウンの靴ならば、チャコールグレイの靴下を合わせることで、パンツと靴とをグラデーションでつなぐ役割を果たしてくれます。

 女性の場合、ストッキングを着用するため、靴下の色で迷うことはないでしょう。しかし、ひとつ抑えておきたい点は、40代以上になったら膝を出す丈は控えるということです。膝は脚のなかでももっとも加齢が表れますので、膝下の丈を着こなしてください。

 ……さて、少しでも参考になりましたでしょうか。(唐澤 理恵)

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著者プロフィール:唐澤理恵

 お茶の水女子大学被服学科卒業後、(株)ノエビアに営業として入社。営業企画・新規事業などの企画を担当ののち、支店長として福島県郡山に赴任。1年で予算達成率全国1位の支店に育てる。その後、1994年最年少同社初の女性取締役に就任し、6年間マーケティング部門を担当する。2000年同社取締役を退任し、サブリネット株式会社(現・パーソナルデザイン)を設立、代表取締役に就任。政治家・経営者のヘアスタイル、服装、話し方、立ち居振る舞いを指南するパーソナルデザイン事業を中心に活動。金融業界や不動産業界の営業マン教育など第一印象が重要な業種においてパーソナルデザイン理論を広げる。

 2005年『第一印象で差をつける 外見力マネジメント』(日本経済新聞社)ビデオ監修、2007年4月社名を株式会社パーソナルデザインに変更。「パーソナルプロデューサー唐澤理恵Blog」公開中!

http://ameblo.jp/pdn/

 2008年3月 東京・赤坂サカスに働く男のための身だしなみ空間『PDSパーソナルデザインスタジオ』オープン!

http://www.pdstudio.jp


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