消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
Webサービス事業を手掛けるウェブスターマーケティング(東京都渋谷区)は、マッチングアプリ利用時のトラブルに関するアンケートを実施した。マッチングアプリで経験したトラブルの1位は「マルチ商法」だった。
マッチングアプリ利用時のトラブルに関するアンケートを実施した(提供:ゲッティイメージズ)
マッチングアプリでトラブルに巻き込まれた経験について15.3%が「ある」と回答。性別でみると「男性」(39.1%)、「女性」(60.9%)、年齢別では「20代」(39.1%)、「30代」(43.5%)が多かった。
経験したトラブルの1位は「マルチ商法」、2位は「詐欺サイトやサクラサイトの勧誘」、3位は「宗教の勧誘」と続いた。
マルチ商法のトラブルを経験した人からは「実際に会ったときに『最近おいしい水があって今なら安くなっているよ』と言われマルチ商法だとすぐに思った」「知り合った女性がやたらと『すごい人のセミナーに行こう』『あなたの夢は何ですか』などと言ってきたから」などのエピソードが寄せられた。
マッチングアプリ利用者が経験したトラブル(プレスリリースより、以下同)
マルチ商法に勧誘された人の割合を年齢別に分析すると、「20代」(44.4%)、「30代」(38.9%)の割合が多かった。
マルチ商法に勧誘された人の割合(年齢別)
詐欺サイトやサクラサイトに誘導された人の性別は「男性」(35.7%)、「女性」(64.3%)で女性の方が多かった。
詐欺サイトやサクラサイトに誘導された人の割合(性別)
調査は全国の男女300人(男性111人/女性189人)を対象に、2月15〜16日にインターネットで実施した。
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