オンラインで働くことでリモート特有のハラスメント(リモハラ)を経験している人は、どのくらいいるのだろうか。テレワークの経験があるビジネスパーソンにリモハラの被害経験があるかどうかを聞いたところ「ある(どちらかといえばを含む)」と答えたのは21.7%であることが、ライボ(東京都渋谷区)の調査で分かった。
リモハラの被害経験がある人に具体的な内容を尋ねたところ、「業務時間外にチャットやSNSで連絡」(41.1%)がトップ。次いで「Webカメラを常につなげた状態を強要」(25.0%)、「極めて頻繁に業務状況を報告させられる」(25.0%)、「プライベートに関する話題に踏み込む」「勤務外含め時間の使い方などを指導」(いずれも21.4%)、「室内の様子や生活音などをチェックする」(19.6%)と続いた。
一方、リモハラをしてしまったかもしれないという人は、どのくらいいるのだろうか。テレワーク経験がある人のうち「ある(どちらかというとを含む)」と答えたのは5.9%。具体的な内容は「業務内容の報告を過度に求める」と「Webカメラに映った室内の様子や音声に過度な詮索」(いずれも40.0%)がトップ。次いで「Webカメラを常につなげた状態を強要」「オンライン会議中の失言」(いずれも20.0%)と続いた。
テレワーク導入後、リモハラの増減があったかどうかについては「コロナ禍に入ってテレワークが導入された当時はリモハラっぽいことが多かった」「リモハラを気にしてWeb会議などでカメラオンを強要されることもなくなった」といったコメントがあった。
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