1カ月のうちに参加するオンライン社内会議の平均回数と総会議時間を調査すると、会議回数が多いほど「内職している」人が多くなる傾向がみられた。
具体的には、1カ月の会議回数が5回以上になると「内職している」人は半数を超えた。会議数が、月1回(内職率26.1%)と8回以上(同54.7%)を比較すると、約30ポイントの差があるなど、会議数と内職実施率の相関がみられた。
総会議時間では「90分」以下の場合「内職している」は2〜3割であるのに対し、「91%」以上では4割を上回った。
会議回数の多寡、総会議時間は内職実施率に影響していることが推測できる結果だった。
オンライン会議で内職をしていると回答した人に、内職を行う理由を聞いてみると「会議の内容が自身の業務に関係ない」と回答した人が最も多く48.3%、次いで「会議時間が長い」(46.3%)、「発言する機会が少ない」(39.3%)となった。男女別、企業規模別、役職別にみても、内職を行う理由の上位傾向に大きな違いは見られなかった。
調査は、20〜59歳の男女800人を対象にインターネットにより実施した。調査期間は12月12〜14日。
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