「あおり運転」をしたことがある人は22.8%――そんな結果が、弁護士ドットコム(東京都港区)の調査で分かった。あおり運転をしたきっかけ1位は「前の車のスピードが遅かった」(58.7%)で、過半数を占めた。
その他、「急な車線変更で前に割り込まれた」(27.2%)、「向こうから先にあおり運転をされた」(8.5%)といった声が寄せられた。
あおり運転をしたことがある人を年代別にみると、最も多かったのは「50代男性」で40.2%、次いで「60代男性」(29.6%)、「40代男性」(28.5%)となった。女性は50代が最も高く13.9%となった。
あおり運転を後悔しているか尋ねたところ、56.5%が「後悔していない」と回答した。したことがある人に具体的なエピソードを聞いたところ、「あおり運転されるほうが悪いことが多い。早く進まないのであれば後ろに道を譲るべきだ」(50代男性、福岡県)、「あおり運転の意識は無かったが、車間距離を詰めすぎて同乗者にあおり運転になると言われた」(60代男性、三重県)、「相手が危険な割り込みをして来たため、指導するために追いかけた」(50代男性、兵庫県)などの声が聞かれた。
追越車線をゆっくり走ったり、割り込みをされたりしたことを理由に、自分はあえてあおり運転をしたと正当性を主張する声が聞かれた。
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