日・米・仏の食事事情を調査 食材をネットでよく買うのは?一番食べないのは朝食(1/2 ページ)

» 2023年04月09日 08時00分 公開
[神奈川はなITmedia]

仕事に役立つ調査データ:

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。

 MMD研究所は、日米仏3カ国を対象に「都市部消費者の食の意識・動向調査」を実施した。食材のネット注文・配達サービスを利用したことがある人は日本が40.9%、米国が78.6%、フランスが77.1%。月1回以上利用している人は、日本が25.1%、米国が58.4%、フランスが52.5%だった。

日米仏の食の意識動向調査 日米仏3カ国の食の意識・動向調査(提供:写真AC)
日米仏の食の意識動向調査 食材のネット注文・配達サービスの利用頻度(単数)※国別

食材のネット注文・配達サービスを利用する理由

 利用する理由を聞いたところ、日本は「重たいものを届けてくれるから」(39.2%)が最も多く、「買い物に行く時間を節約できるから」(33.5%)、「実店舗に行くのが面倒だから」(31.8%)が続いた。

日米仏の食の意識動向調査 食材のネット注文・配達サービスを利用する理由(複数)※国別、上位5位抜粋

 米国は1位が「買い物に行く時間を節約できるから」(42.0%)、2位が「仕事や家事などで実店舗に行く時間が取りづらいから」(33.5%)、3位が「欲しいものが探しやすいから」(32.9%)だった。

 フランスは「買い物に行く時間を節約できるから」と「実店舗に行くのが面倒だから」が同率1位(32.3%)で、「時間を気にせずに注文できるから」(28.8%)が続いた。

ミールキットのネット注文・配達サービスの利用頻度

 ミールキットのネット注文・配達サービスを利用したことがある人は、日本が24.4%、米国が67.7%、フランスが58.9%だった。月1回以上利用している人は、日本が10.2%、米国が44.8%、フランスが32.3%となった。

日米仏の食の意識動向調査 ミールキットのネット注文・配達サービスの利用頻度(単数)※国別

ミールキットのネット注文・配達サービスを利用する理由

 直近1年間にミールキットのネット注文・配達サービスを利用した人に理由を聞いたところ、日本は「時短になるから」(32.4%)が最も多く、「手間をかけずに贅沢(ぜいたく)なメニューを作れるから」(31.4%)、「献立を考える必要がないから」(30.5%)が続いた。

日米仏の食の意識動向調査 ミールキットのネット注文・配達サービスを利用する理由(複数)※国別、上位5位抜粋

 米国は「味がおいしいから」(36.4%)が最多となり、2位は「時短になるから」(35.3%)、3位には「新しい料理に挑戦できるから」(28.4%)と「値段がお手頃だから」(28.4%)が並んだ。

 フランスの1位は「値段がお手頃だから」(27.2%)で、以下「時短になるから」(26.8%)、「新しい料理に挑戦できるから」(26.4%)が続いた。

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