文化放送キャリアパートナーズ(東京都港区)の就職情報研究所は「2024年入社希望者対象 就職活動(前半)」の結果を発表した。24年卒業予定の学生を対象に志望企業を聞いたところ、総合トップは21年卒前半から4年連続で「伊藤忠商事」が獲得した。
調査では3年生・院1年生の4〜9月(夏インターン時期)を「早期」、10月〜3月中旬(秋冬インターン・採用広報解禁時期)を「前半」、3月中旬〜6月(説明会・選考期)を「後半」と定義している。
男子・女子・文系でも同じく4年連続でトップとなった伊藤忠商事同様に、五大商社も上位にランクインした。「商社は多岐にわたる業界との取引もあり、幅広い知識やスキルを身に付けることができるイメージがあるという点も、好意的に受け取られる要素の一つになっているようだ」(文化放送キャリアパートナーズ)
総合2位は、「日本生命保険」で、以下「大和証券グループ」「東京海上日動火災保険」「三菱商事」「博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ」「大日本印刷」「丸紅」「損害保険ジャパン」「SMBC日興証券」と続く。
この結果について、文化放送キャリアパートナーズは「24年卒の就活では、オンライン化が定着したことで早期化が加速。内定率も36.1%(昨年対比10ポイント増)となった。コロナ禍で業績が落ち込んだ航空系企業がトップ100に返り咲き、ホテルや旅行も復調の兆しを見せた他、AIやDXなどのトレンドも影響してIT系の業界・企業に注目が集まっている」とコメントしている。
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