「聞きたいけれど、聞けないなあ」 就活中に聞けなかった質問ランキング：聞いたら不採用になりそう（1/2 ページ）

[秋月かほ，ITmedia]

　就活中に、面接官に聞きたいことがあるけれど、聞くことができない。そんな経験をしたことがある人は、どんなことを聞きたいと思っていたのだろうか。就活経験者449人に聞いたところ「給与・退職金について」（133人）と答えた人が最も多いことが、AlbaLink（東京都江東区）の調査で分かった。

「就職・転職活動中に本当は聞きたいけど聞けない質問に関する意識調査」の結果は？（画像はイメージ、提供：写真AC）

　回答者からは「スタートの給料が低いので上がるのか気になり、昇給について質問したかった」（22歳女性）、「募集欄には『年収〇〇〇万円以上』と書かれていたものの、具体的な金額の提示はなかったため」（34歳男性）といった意見があった。

就職・転職活動中に本当は聞きたいけど聞けない質問（出典：プレスリリース、以下同）

　2位は「休暇・休日について」（108人）。回答者からは「長く働くにあたり、『プライベートの時間を確保できるか』はとても重要だから」（23歳女性）、「子どもが3人おり、急な休みが避けられない。前職では部署により対応や反応が異なり、働きやすさに差が大きかったため」（30歳女性）などの声があった。

　3位は「休日出勤・残業の頻度」（58人）。「だいたいの時間や『見込み残業代』などで伝えられることが多く、本当はどうなのかが気になっていた。残業は基本したくないので」（20歳女性）、「年間平均の残業は少なくても、繁忙期に極端に残業が増える職場は避けたかったため」（36歳女性）といったコメントがあった。