「映画に最も集中できる空間」を追求し、鑑賞前後でも映画に没頭できるよう、空間作りにこだわった。担当者は「1時間前には入館していただき、ゆっくりくつろいでほしい」と話す。
ポップコーンとソフトドリンクは飲み放題、食べ放題。広いラウンジを備え、鑑賞前に好きなだけ楽しめるようにした。
ポップコーンは塩/キャラメル/ハーフ&ハーフの3種。ドリンクは炭酸飲料やコーヒー、紅茶など幅広くそろえる。
鑑賞後、映画の余韻に浸る場としてプレミアムラウンジも用意した。CLASS S購入者のみ利用可能とする。
また、バーも用意した。「THE BAR」ではジャパニーズウイスキー、クラフトビール、ノンアルコールやフード類まで、多彩なラインアップをそろえる。ジン・トニックなどのカクテルは1200円で提供する。
30〜50代の男性をメインターゲットに設定。近隣には他の大型映画館もあるが、ポップコーン食べ放題、ラウンジ、ゆったりできるシートといった「非日常感」を訴求し、来客を見込む。
また、インバウンドの獲得にも期待する。東急歌舞伎町タワーから羽田空港、成田空港をダイレクトにつなぐアクセスバスの運行が決まっており、交通利便性の面でも多くの観光客の来館を見込む。
今後は映画だけではなく、音楽のライブ配信や中継のイベントなども強化していくという。例えば、同ビル6〜8階の劇場で行われる公演を、映画館で同時ライブ配信するなど、さまざまなコンテンツ提供の構想がある。また、全シアターに舞台を設け、舞台挨拶などにも対応予定。
「エンタメ施設として、映画以外のコンテンツも含めてマルチで楽しめるよう環境を整えていく」(担当者)。
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