下位の県を「訪問したい」と答えた人を見ると、訪日回数0〜1回では1.1%(山口県)、2〜9回では3.63%(福井県)であるのに対し、10回以上の層では5.68%(福井県)と、「訪日回数が増えると全国に需要のすそ野が広がることが分かった」(同社)
リピーターになるほどランキングが上昇する傾向があるのは、東北エリア、四国エリア、新潟、長野だった。一方、リピーターになるほどランキングが下がるのは、大阪、東京、沖縄、奈良だった。
訪日回数が10回以上のリピーターを所得別に見ると、北海道、東京、青森、京都は、いずれの所得層でも3割以上を獲得しており安定的な人気がうかがえた。長野、新潟、秋田、山形、富山は年収が高いほど人気のある傾向がみられた。
この結果を受けて、ジーリーメディアグループは「22年10月の渡航再開から半年が経過し、よりニーズの細分化・ニッチ化が進んでいることが明らかとなった。台湾や香港からの訪日客を魅了するには、高い・安いにかかわらず地域の独自性を生かした観光コンテンツの開発と消費者への魅せ方・伝え方が鍵を握る」とコメントしている。
インターネットを使った調査で、香港または台湾に暮らす男女4711人が回答した。調査期間は2月21〜28日。
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