新幹線のリモートワーク向けビジネス車両が大きく改良される。JR東海と西日本は、東海道・山陽新幹線のビジネス車両とビジネスブースを改良すると発表した。より快適なワーク環境を整え、ビジネスパーソンにより訴求していく。
現在、のぞみ7号車でのみ運行しているリモートワーク向け「S Work車両」を、ひかり・こだまの7号車にも導入する。
「S Work車両」の一部3人掛けの席については、中央にパーテーションを設置し、2人掛けの席「S WorkPシート」に改良する。パーソナルスペースをより広げ、仕事の快適性を高める。
また「S WorkPシート」のテーブルは、ノートパソコンなどの入力がしやすくなるよう、手元にスライドさせると傾斜するテーブルに改良する。
「S Work車両」のひかり・こだま拡充と「S WorkPシート」のサービス開始時期はいずれも10月20日から。10月18日より予約を受け付ける。
また、現在、N700Sの一部編成で試験導入しているビジネスブースについて、利便性向上の改良を加えた上、N700S全編成に順次導入する。10月1日以降、整備が完了した編成から利用できるようにする。2024年度中の整備完了を見込む。
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