「自分の市場価値を上げるために、学習したいことがあるか」を聞いた。「明確にある」(26%)と「何となくある」(58%)と回答した人を合わせると、全体の84%(301人)を占めた。
リスキリングの経験・意向別に「学習したいことがある」と回答した人を見ると、「再度取り組みたい、リスキリング中断者」が98%(83人)、「取り組みが止まったままの、リスキリング中断者」が93%(101人)、「リスキリングの必要性を感じている未経験者」は70%(117人)で、リスキリングの経験や意向が高い人ほど、学習したいことがある傾向が見られた。
学習する自信については、「とてもある」(8%)「ややある」(41%)を合わせて、約半数の人があると答えた。
また、「学習する自信がない」と回答した人に「なぜ、学習する自信がないか」聞いたところ、「自分に合う勉強が分からないから」(51%、38人)が最も多く、僅差で「理解できるか不安だから」(48%、36人)と続いた。
「再度取り組みたい、リスキリング中断者」と「取り組みが止まったままの、リスキリング中断者」は、なぜリスキリングを中断したのか。最も多かった理由は「一人で勉強し続けるのがつらかったから」(45%、87人)で、次いで「成長を実感できなかったから」(34%、66人)、「お金が足りなくなったから」(24%、46人)となった。
調査は、デジタルのリスキリングに必要性を感じているが、現在は取り組んでいない全国の社会人360人を対象に、インターネットで実施した。調査期間は、2022年12月19〜21日。
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