消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
マーケティングリサーチなどを手掛けるクロス・マーケティング(東京都新宿区)は、旅行先での食事に関する調査を実施した。旅行の楽しみを100%としたときの「食事」が占める割合を尋ねると、「50%台」(26.3%)が最多となった。「50〜100%」が全体の約7割を占めており、多くの人が旅先での食事を楽しみにしていることがうかがえる。
旅行の宿泊先での食事について、どのようなプランを選ぶかを聞いたところ、52.4%が「朝食・夕食どちらもあり」と回答した。以下「朝食のみあり」(33.0%)、「素泊まり」(25.1%)と続く。
年代別で見ると、60代は「朝食・夕食あり」(66.8%)が全体より14.4ポイント、20代では「素泊まり」(43.6%)が18.5ポイント高かった。年齢が上がるにつれ、食事つきプランを選ぶ傾向があるようだ。
旅行先の名物やご当地料理の喫食意向を尋ねたところ、「価格が少し高くても食べる」(33.2%)、「必ず食べる」(25.1%)、「伝統的な郷土食なら食べる」(24.6%)が上位を占めた。
今回の調査は、20〜69歳の男女1100人を対象にインターネットで実施した。調査期間は4月7〜10日。
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