原材料高騰が続く中でも、ワンコイン前後でランチを提供し、多くのビジネスパーソンから支持を集める外食チェーンがある。各社のランチの戦略やメニューのこだわり、価格維持への企業努力を取り上げていく。
物価上昇などの影響から、お小遣いが減少しているビジネスパーソンも少なくないだろう。勤務日のランチ代は平均439〜564円というデータもある(エデンレッドジャパン「ビジネスパーソンのランチ実態調査」より)。昨今はコンビニの弁当も値上げが続いているため、日々のお店探しに困っている人も多いのでは。
本連載では、ワンコイン前後でランチを提供し、ビジネスパーソンから支持を集める外食チェーンを取材。ランチの戦略やメニューのこだわり、原材料費高騰が続く中での価格維持への企業努力を取り上げていく。
第3回目は、ビーケージャパンホールディングスが運営するハンバーガーチェーン「バーガーキング」の「オールデイ・キング」について取材した。
「オールデイ・キング」は、対象のバーガーとフレンチフライM、ドリンクMのセットを、平日休日問わず朝昼夜に提供するセットメニュー。550円、600円、650円の3つの価格帯、9種のバーガーを用意しており、単品+セットの通常価格より「最大180円」安く提供する。対象はバーガーキング全店。
オールデイ・キングはいろいろなシチュエーションで利用されているが、ランチタイムの時間帯の注文が最も多い。午前11時〜午後2時の販売数を見ると、「平均42%」程度を占めているという。
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