「コーヒー1杯50円」「実質半額」──ローソンがコーヒーのサブスクサービスを開始し、話題を集めている。1カ月1500円で、通常価格110円のコーヒーを1日1杯購入できるとあって、消費者からは「毎日コーヒーを飲むから使ってみたい」「お得!」といった声が多く集まっている。
筑間俊介さん(ITソリューション本部 マネジャー兼ローソン研究所編集長)、木村起範さん(マーケティング戦略本部 デジタルマーケティング部 シニアマネジャー)に、サブスク導入の狙いや想定している効果について話を聞いた。
マチカフェコーヒーのサブスクリプションサービス「MACHI cafe Prime(マチカフェプライム)」は、110円分のマチカフェドリンクを1日1回×1カ月利用できるプランで、価格は1500円。
110円に該当するのはマチカフェコーヒーS(アイス/ホット)の2種類。加えてマチカフェドリンク全商品を対象とし、110円を超える商品は差額分を支払う仕組みにした。
1カ月を30日とすると、毎日利用した場合、コーヒー1杯は「50円」。半額以下になる。
利用方法は(1)対象店舗でローソンアプリのデジタル会員証を提示し、事前に利用券を購入する、(2)1日1回、0時にローソンアプリに配信されるクーポンを店頭で提示し、マチカフェドリンクを購入──という流れ。
今回はまだ実証実験の段階で、マチカフェを提供する愛知県のローソン店舗のみの実施、7月末までの期間限定での提供とする。
「愛知県には名古屋などの繁華街がある一方で知多半島など比較的郊外の店など、いろいろなパターンの店舗があります。立地による動きの違いが分析できると考え、今回は愛知県での実験に決めました」(筑間さん)
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