「1500円/月」「毎日利用すれば1杯50円」という価格は、かなり低価格に抑えているように感じる。価格設定の狙いについては「できる限りお得に提供しようと検討した結果」だと話す。
「サブスクなので、1カ月分をまとめてお支払いいただくと考えたときに、お客さまが負担に感じない価格設定を意識しました。コンビニで支払うとなると、1500円は高く感じると思います。1800円、2000円となると、ますますハードルが高くなると考えました」
「実証実験の結果を踏まえて、1500円という価格は安いのか高いのか、分析を進めていく予定です」(木村さん)
また、今回の実験では、毎日0時に1日限定で使用できるクーポンを配信するという仕様に。購入時に「30杯分の回数券を提供する」というニーズもあったが、「日常の体験としてコーヒーを楽しんでもらいたい」という思いから「毎日クーポンを配布」という仕組みにしたという。
「1日に2〜3杯のコーヒーを飲みたいという人もいるでしょうし、平日は出勤時に購入しているが土日は購入しない、という人もいると思います。そういったさまざまなお客さまの行動が、このサブスクにどう変化していくのかを検討していきます。現状は実験段階なので、今後お客さまから『1日数回購入したい』という声が出てくれば、次回にまた機能を盛り込んでいきます」(木村さん)
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