旅行や外出には、乗り物による移動がつきものだ。大正製薬(東京都豊島区)の調査によると、乗り物酔いしやすいと自覚している人のうち82.4%が、4回に1回以上は乗り物酔いすると回答した。
乗り物酔いで困ったこと1位は「旅行や遠出を楽しめなかった」(49%)で、約半数を占めた。2位「乗り物酔いが心配で外出がおっくうになる」(41%)、「嘔吐してしまった」(39%)と続く。
乗り物に酔ったときの対処法を尋ねたところ、全体では「新鮮な空気を吸う」(56%)が最多となった。また、乗り物酔いがかなり深刻な人の対処法としては、「事前に乗り物酔い止め薬を飲んでおく」(58%)が1位だった。
乗り物酔いの症状は、「吐き気」(77%)や「胃の不快感」(52%)、「嘔吐」(43%)が多く聞かれた。酔い止め薬に期待していることは、「吐き気が止まること」(59%)、「早く効くこと」(57%)、「酔ってから飲んでも効くこと」(56%)が上位を占めた一方、「すぐに効果が表れない」(36%)、「酔ってからだと効かない」(30%)といった不満の声も寄せられた。
調査はインターネットで、乗り物酔いしやすいと自覚している15〜69歳の男女1736人を対象に実施した。調査期間は1月20〜27日。
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