上司との飲み会に行きたい? 若年層ほど肯定的な意見「飲酒は必要なし」の意見も

» 2023年05月19日 19時06分 公開
[堀内ひろITmedia]

仕事に役立つ調査データ:

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

 人付き合いの起点となる一方、依存症なども懸念されるお酒。20代の「日常的にお酒を飲みたい」という割合を見ると、20〜24歳は17.6%、25〜29歳は26.0%、30〜60代の36.8%を大きく下回っていることが、ビッグローブ(東京都品川区)の調査で分かった。

(出所:写真AC)

 一方、「特別なときのみお酒を飲みたい」と答えたのは、20〜24歳では34.8%と、25〜29歳の21.2%や30〜60代の22.0%を上回っていた。

飲酒に対する気持ち(出所:ビッグローブ、以下同じ)

 「飲酒へのイメージ」を尋ねたところ、各年代ともに「盛り上がる」(20〜24歳32.4%、25〜29歳32.4%、30〜60代25.5%)や「雰囲気が出る」(19.2%、20.4%、18.3%)が上位に入ったものの、「必要ない」(27.6%、33.2%、28.5%)という声も多かった。

飲酒へのイメージ

 「上司との飲み会はできるだけ行きたいか」と聞くと、すべての年代で「あてはまらない(あまりあてはまらない含む)」の割合が「あてはまる(ややあてはまる含む)」を上回っていた。

 ただ、「あてはまる(ややあてはまる含む)」の割合を見ると、20〜24歳は40.8%、25〜29歳は32.0%、30〜60代は23.1%と、若い世代ほど高い結果となった。

上司との飲み会はできるだけ行きたいか

 インターネットによる調査で、対象は20〜29歳の男女500人と30〜69歳の男女400人。調査期間は3月24〜28日。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.