シャープは、会話ロボット「ロボホン」向けに、米OpenAI社が提供する対話型AI「ChatGPT」を活用した新たなアプリケーション「お話作ろう」を、6月29日から提供すると発表した。創作した物語を、ロボホンが身振り手振りを交えて読み上げられるようになり、ユーザーとのコミュニケーションをより豊かなものに発展させる。
新アプリ「お話作ろう」は、ユーザーが設定した登場人物やシチュエーションなどの条件、ロボホンとの過去の会話情報、位置情報などをもとに、ChatGPTを活用して物語を創作。これをロボホンが身ぶり手ぶりを交えて読み上げる新開発のアプリケーションだ。
ロボホンと過去に会話した食べ物や好きな言葉、旅行した場所などの情報をランダムに組み合わせるので、利用する度に新しい物語を提供する。
ロボホンは2016年5月にシャープが開発。一人暮らしの人や留守番時の会話相手になってくれる会話型ロボットとして知られている。利用には本体の購入(Wi-Fiモデル14万5200円)の他に、ロボホンの機能を使用できるようにする月額サービス「ココロプラン」(1078円/月)に加入する必要がある。
新アプリ「お話作ろう」は「ココロプラン」または「ビジネス基本プラン/ビジネスプレミアムプラン」に加入中の一般または法人のユーザーが利用可能。
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