消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
マイボイスコム(東京都千代田区)は、マンションに関する調査を実施した。マンションを買ったことがある(購入希望者を含む)人に、購入時に重視する点を尋ねたところ「生活環境の利便性」(65.8%)と「最寄駅からの距離」(65.1%)が多いことが分かった。
次いで「日当たり・採光」(58.1%)と「間取り」(54.4%)が各50%台だった。女性は「日当たり・採光」「住居の向き」「生活環境の利便性」「地域の治安」「間取り」の割合が、30〜50代は「通勤・通学のしやすさ」の割合がそれぞれ高い。
条件がほぼ同じだと仮定した場合、一戸建てとマンションのどちらに住みたいと思っている人が多いのだろうか。「一戸建て」と答えた人が53.8%に対し、「マンション」は20.5%という結果に。「一戸建て」と答えたのは男性高年代層で高く、北陸や四国では各7割弱となっている。女性60〜70代では「マンション」が3割前後みられた。
マンションに住みたい人に、その理由を聞いたところ「セキュリティが充実している」(49.4%)と答えた人がトップ。次いで「設備のメンテナンス・清掃などの負担が少ない」(43.8%)、「機密性、断熱性が高い」(43.3%)、「設備が充実」(36.8%)、「耐震性が高い」(34.0%)が続いた。
インターネットを使った調査で、全国の男女9539人が回答した。調査期間は5月1〜5日。
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