「長野県の住みここち」ランキング 3位「御代田町」、2位「松本市」、1位は?「星降る里」が人気(1/3 ページ)

» 2023年06月03日 08時48分 公開

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 大東建託(東京都港区)は、長野県在住の人に居住満足度調査を行い、その結果を発表した。住みここちを聞いたところ、1位は「諏訪郡原村」だった。2位は5年連続で「松本市」、3位が昨年1位からランクダウンした「北佐久郡御代田町」という結果に。

photo 大東建託は、長野県在住の人に居住満足度調査を行い、その結果を発表した(画像はイメージ)
photo 長野県「住みここちランキング」トップ5(出所:プレスリリース、以下同)

 1位の「諏訪郡原村」は、昨年は回答者数が少なく集計対象外だったが、今年は初登場で1位にランクインした。

 諏訪盆地の南東に位置し、八ヶ岳高原の麓(ふもと)に広がる自然環境に恵まれた地域で、星が美しく見えることから「星降る里」とも呼ばれている。

 八ヶ岳山麓の避暑地として自然を生かした観光業も盛んな街である。都市部への交通アクセスも良く、自動車もしくは鉄道で東京まで約2時間半、名古屋まで約3時間でアクセスでき、生活圏内に医療体制が整っていて、2023年には子育て支援センターも建設された。

photo 「諏訪郡原村」

 居住者からは、「散歩に出れば八ヶ岳連峰が一望できる土地柄なので、満足度は高い」「農村地域なので自然環境に恵まれていて、地域の人々もせかせかしておらずのんびりした生活が送れている」「自然が豊かで、移住者でも受け入れられる懐の深さがある。猛暑でも快適に過ごせる気候も魅力的」などの声が聞かれた。

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