消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
宝くじの当選など、大金を手に入れたら何に使う人が多いのだろうか。全国の男女500人に聞いたところ「旅行や趣味に使う」(178人)と答えた人が最も多いことが、ビズヒッツ(三重県鈴鹿市)の調査で分かった。
具体的には「日本中を旅行してみたい」(23歳男性)、「世界一周旅行をしたい」(33歳女性)、「推しのコンサート全国制覇」(45歳女性)といった声があった。
2位は「マイホームを購入する」(134人)、以下「寄付・社会貢献する」(133人)、「贅沢(ぜいたく)して生活水準をあげる」(91人)、「家族のために使う」(89人)が続いた。
一生かけても使い切れないお金を手に入れたら、幸せになると思うかと聞くと、「思う(とても思う+まあ思う)」が85.4%、「思わない(あまり思わない+まったく思わない)」が14.6%。幸せになると思っている人が圧倒的に多かった。
「幸せになると思う」と答えた人からは「今、お金のない生活をしていて苦しいと感じているので、お金があれば解消されると思う」(24歳女性)、「お金がすべてではないものの、お金があれば貧乏よりは好きな生活ができるから」(38歳男性)といったコメントがあった。
一方、「幸せになるとは思わない」という人からは「仲の良かった友だちなど、周りの態度が変化して、いろいろと問題が出てきそうだと感じるから」(22歳女性)、「最初は幸せを感じると思うけど、時間が経つにつれて当たり前のようになって、何にお金を使っても楽しめなくなったり金銭感覚が狂ったりしそう」(25歳男性)といった声があった。
インターネットによる調査で、対象は全国の男女500人(女性353人、男性147人)。調査日は4月4日。
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