ビジネスパーソンのランチ代平均は400円――。長引く物価高によりランチ代が減った人が約4割いることが、エデンレッドジャパン(東京都千代田区)の調査で分かった。
勤務日に使えるランチ代の変化を尋ねると、「減った」「やや減った」と答えた人を合わせると38.4%が「減った」と回答した。勤務日のランチ代平均は400円となり、2022年9月に実施した前回調査の平均436円から大幅にダウンしており、厳しいランチ事情が浮き彫りになった。
食べたいメニューがあるのに金額を理由に我慢したことがあるかを聞いたところ、「よくある」「たまにある」を合わせると69.3%が我慢した経験があると回答した。長引く物価高や値上げの影響を受け、食費を節約するビジネスパーソンが多い傾向がうかがえた。
勤務日にランチを食べないことがあるかという質問に対し、25.3%が「ある」と回答。食べない人に頻度を聞くと、週4回以上食べない人が26.7%おり、過去2年と比較し増加していることが分かった(21年15.3%、22年7.8%)。
調査は、全国の20〜50代の役員含む経営者150人、人事担当者150人、一般社員300人を対象にインターネットで実施した。調査期間は5月26〜29日。
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