大阪・堂島エリアにマンションとホテルの複合施設 開業は27年春予定：三井不動産グループ初

[コネムラメグミ，ITmedia]

　三井不動産レジデンシャル、三井不動産、三井不動産ホテルマネジメントは6月1日、「（仮称）大阪市北区堂島浜二丁目計画」が着工したと発表した。同計画は、三井不動産グループ初の分譲マンションとホテルの大規模複合開発だ。竣工（しゅんこう）・ホテル開業は2027年春頃を予定している。

三井不動産グループ初の分譲マンションとホテルの大規模複合開発「大阪市北区堂島浜二丁目計画」が着工（出所：プレスリリース、以下同）

JR東海道本線「大阪」駅から徒歩11分の立地

　地上40階建て、高さ約161メートル、延床面積約7.5万平方メートルの複合施設は、堂島エリアに立地している。梅田エリアにも近く、JR東海道本線「大阪」駅から徒歩11分、Osaka Metro四つ橋線「西梅田」駅から徒歩6分、Osaka Metro御堂筋線「淀屋橋」駅から徒歩10分と交通利便性が高い。

大阪の堂島エリアに立地

分譲マンションとホテルの概要は？

　分譲マンションのエントランスホールにはコンシェルジュを配置。2階ではラウンジ、ライブラリーサロン、コミュニティホール、24階ではスパエリアを提供する。総戸数513戸の全戸にトランクルームを設置予定だ。

総戸数513戸の分譲マンションと客室数220室を備えたホテルによる大規模複合開発プロジェクト

　 ホテルは地上25〜31階に入り、客室数は220室。三井不動産ホテルマネジメントが「三井ガーデンホテルズ」のプレミアシリーズとして運営する。大阪府内で同グループが運営するホテルとしては「三井ガーデンホテル大阪プレミア」に続き2施設目となる。開放的なテラスを備えたレストランやバー、フィットネスジム、宿泊者専用のゲストラウンジも用意するという。

環境にも配慮

　分譲マンションの共用部、専有部、ホテルを含む1棟全ての電力は、実質再生可能エネルギー100％（非化石証書を持つ環境価値を内包した電気）の一括受電システムでまかなう予定だ。

実質再生可能エネルギー100％の一括受電システムにて電力を賄う