子連れファミリーが夏休みに行きたい都道府県 1位は「沖縄」、2位以下は?海水浴が人気

» 2023年06月29日 08時00分 公開
[堀内ひろITmedia]

仕事に役立つ調査データ:

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

 新型コロナが5類に移行してから初めて迎える夏休み。子連れファミリーが夏休みに旅行に行きたい都道府県のトップは「沖縄県」(14.8%)であることが、アソビュー(東京都品川区)の調査で分かった。

(出所:写真AC)

 沖縄県で具体的にやりたいことは「海水浴」「マリンアクティビティ」といった声があった。「リゾートホテルに宿泊したい」と答えた人が前年に比べて20倍以上に増加しており、「ホテルへの滞在も、旅行中の楽しみたいコンテンツの一つだと捉える人が増えているようだ」(同社)

沖縄と北海道が人気

 2位は旭山動物園、富良野などが人気の「北海道」(10.7%)。「グルメを楽しみたい」という声が圧倒的に多かったが、北海道の広大な自然を楽しめる「アウトドアアクティビティ」、新しくできた「エスコンフィールドでの野球観戦」という意見もあった。

 3位は東京ディズニーリゾートが人気の「千葉県」(7.0%)、4位は海水浴や温泉が人気の「静岡県」(5.8%)、5位はキャンプや登山・トレッキングが人気の「長野県」(4.8%)だった。

子連れファミリーが夏休みに旅行に行きたい都道府県ランキング(出所:アソビュー)

 前年から順位を上げた都道府県としては、3位の「千葉県」、6位の「大阪府」が挙げられる。千葉県では「東京ディズニーリゾート」、大阪府では「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」に行きたいという声が大半を占めた。

 「大型テーマパークを有する都道府県の人気の高まりがうかがえた。各テーマパークの感染対策が緩和されたこともあり、テーマパークへの旅行を計画するファミリーが増えてきていると考えられる」(同社)

 前年調査と比較すると、トップ15圏外だった「福井県」が11位、「愛知県」が13位に上昇。「福井県では福井県立恐竜博物館や芝政ワールド、愛知県ではレゴランド・ジャパン・リゾートやジブリパークに行きたいファミリーが多数を占め、国内唯一や新オープンなどの注目を集める施設を有することがトップ15入りの要因となった」(同社)とコメントしている。

 インターネットによる調査で、対象は18歳以下の子どもを持つ4516人。調査期間は6月14〜19日。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.