嶺井: 既に瀧口社長自ら米国の事業所に行く計画があると聞きました。
瀧口氏: 日本の課題がまだ解決できていないのに、早いのではないか? という意見が社内でもありました。しかし40年ごろから国内市場が縮小する見込みであるため、海外進出への期限もあります。早く始めればその分しっかり考える余裕ができます。20年から始めるつもりでしたが、コロナ禍で難易度が上がったため延期しました。まだ余裕はありますが、3年分は急ぎたいと思っています。
なので、私も今年の下半期の8割くらいは、米国に滞在する予定です。事業のブロッカー解決だけでなく、中核となるメンバー集め、強い企業文化づくり、日本との一体的な経営を実現したいと考えています。投資計画を作るために必要な数字も集めなければなりません。
以上が対談の内容だ。
メドレーの強みは、事業計画の解像度の高さだけにあるのではない。組織作りの要となる優秀な人材を集められることが、他社にない大きな強みだ。
7月19日に早朝に公開する後編では、同社がいかにして優秀な人材を集め、その能力を最大限発揮できる環境を整えているのかをお届けする。
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