学部卒生の総合職採用で初任給の引き上げを行った企業は70.0%――。そんな結果が、マイナビが7月18日に発表した「マイナビ2024年卒 企業新卒採用活動調査」で分かった。
初任給の引き上げを行った理由の1位は「給与制度の見直しで全社員の給与を引き上げたため」(53.0%)、2位は「求職者へのアピールのため」(48.8%)、3位は「他企業が引き上げをしているため」(35.6%)だった。
初任給の引き上げ額については、「5000〜1万円未満」(36.0%)が最も多く、「5000円未満」(29.3%)、「1万〜2万円未満」(24.7%)と続いた。
マイナビはこれらの結果について「採用競争が激しくなっている就活生へのアピールはもちろん、従業員全体のモチベーションや定着率向上・離職防止も意識しながら給与制度の見直しにつながった企業が多かったようだ」とコメントした。
今回の調査は6月2〜20日にインターネットで実施。有効回答数は3113社(上場265社、非上場2848社)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング