一方、SNS上では「企業姿勢がすばらしい」「ここまで大ごとになるなんて」といった声が寄せられていた。また、複数のユーザーから「自分も同じような状態になった」といったメッセージが同社に送られてきた。このような反響があったこともあり、研究部門では使い込まれたフライパンを用いて検証していた。
他にも同じようなケースで困っている人がいるかもしれないので、メーカーとして何かしらの対応をする必要があると同社は判断。6月16日、Xや公式Webサイトで「使い込んだフライパンでも綺麗に焼けるギョーザの検証に向けたお願い」という告知をした。使い込まれたフライパンを用いた調理・検証をするため、各家庭にあるフライパンを送ってほしいという内容だ。送ってくれた人に対しては、お礼として冷凍ギョーザの詰め合わせを後日送るとしていた(フライパンは返却しない、現在は受付中止)。
この告知と同時に同社は「フライパン張り付きに関する検証結果」も発表している。コーティングがはがれたフライパンを利用して調理する際に「大さじ1程度の油をひく」または「弱火で10分蒸し焼きする」ことで、ある程度改善できるという内容だ。
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