東京23区で大型SCが近くにある 家賃が安い駅はどこ?

» 2023年08月10日 09時22分 公開
[堀内ひろITmedia]

 衣料品、食料品、娯楽施設などさまざまなジャンルの店舗が集まるショッピングセンター。大型ショッピングセンターのある駅の中(東京23区)で、最も家賃相場が安いのはどこなのか。不動産情報サービスなどを手掛けるLIFULL(東京都千代田区)が調査したところ、東武伊勢崎線「西新井」(6万8500円)であることが分かった。

(出所:LIFULL、以下同)

 西新井駅の西口から徒歩8分にある「西新井アリオ」には、約110の専門店が集まるアリオモールやTOHOシネマズ、イトーヨーカドーが入居。高低2段の手すりや一段ごとに色を変えた階段、点字ブロックの案内表示など、ユニバーサルデザインがあらゆる場所に採用されており、多くの人にとって利用しやすいショッピングセンターとなっている。

西新井駅前には商業施設が集まる

 2位はJR常磐線「亀有」(7万1000円)。駅南口から徒歩7分にある「アリオ亀有」には、約130の専門店が集まるアリオモールやMOVIX、イトーヨーカドーが入居している。

 3位は、都営大江戸線「光が丘」(7万6000円)がランクイン。駅直結の「IMA」は、練馬区最大級のショッピングセンターで、約150店の専門店がある。

亀有駅前は商店街もある
光が丘駅「IMA」

 4位は東武東上線「東武練馬」(7万6000円)、以下、東京メトロ日比谷線「北千住」(8万1000円)、JR埼京線「赤羽」(8万6000円)、東急田園都市線「二子玉川」(8万7500円)が続いた。

東京23区で大型ショッピングセンターのある家賃が安い駅ランキング

 対象駅は、日本ショッピングセンター協会に属する3万平方メートル以上のショッピングセンターがある各駅(掲載物件が100件未満の駅は除く)。対象物件は、築40年以内、駅徒歩20分以内、専有面積15平方メートル以上40平方メートル未満の賃貸物件(定期借家を除く)。家賃相場は、管理費を含む月額賃料から中央値を算出。抽出期間は2022年7月〜23年6月。

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