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「社内コミュニケーション」が転換期を迎えている、3つの要因が関係「社内雑談力」の極意(4/4 ページ)

» 2023年08月23日 08時00分 公開
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 歴史のある大企業に限らず、日本企業には「黙ってルールに従いなさい」という保守的な会社がまだまだ多いようです。

社員同士のダイアログ(対話)を重視せず、「言われた通りにやりなさい」という、まるで大人と子供のような関係性は、世界でもあまり類がないように思います。

 現代のビジネスでは、チームのマネジャーが雑談を通してメンバーと綿密にコミュニケーションを図り、どちらの方向に進めばベストなのかを判断することが求められています。

 上司(マネジャー)の役割は単なる上意下達の指示ではなく、文字通りメンバーの「マネジメント」(管理)が求められているのです。

この記事は、『世界の一流は「雑談」で何を話しているのか』(ピョートル・フェリクス・グジバチ/クロスメディア・パブリッシング)に掲載された内容に、編集を加えて転載したものです。


著者プロフィール:ピョートル・フェリクス・グジバチ( Piotr Feliks Grzywacz )

 連続起業家、投資家、経営コンサルタント、執筆者。プロノイア・グループ株式会社代表取締役、株式会社TimeLeap取締役、株式会社GA Technologies社外取締役。

 モルガン・スタンレーを経て、Googleで人材開発・組織改革・リーダーシップマネジメントに従事。2015年に独立し、未来創造企業のプロノイア・グループを設立。2016年にHRテクノロジー企業モティファイを共同創立し、2020年にエグジット。2019年に起業家教育事業のTimeLeapを共同創立。ベストセラー『 NEW ELITE 』他、『パラダイムシフト 新しい世界をつくる本質的な問いを議論しよう』『世界最高のコーチ』など執筆。ポーランド出身。


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