直近5年間の朝食を調査 食べる回数が減った意外な定番メニューとは?

» 2023年08月25日 08時00分 公開
[秋月かほITmedia]

 朝日大学(岐阜県瑞穂市)の附属研究機関である朝日大学マーケティング研究所は、朝食に関する調査を実施した。直近5年間で平日の朝食メニューに変化があった人は17.2%。主な飲食物の飲食回数の変化をみると、最も食べる回数が減少したものは「パン」だった。一方、ヨーグルトとシリアルは食べる回数が増加した。

photo 「コロナ禍を経た現在の平日の朝食の状況とその変化に関する調査」の結果は?(画像はイメージ、提供:写真AC)
photo 最近5年間の朝食で飲食回数が変化したもの(出典:プレスリリース、以下同)

 男女別にみると、男性では「米」「ヨーグルト」「コーヒー」「牛乳」「その他のジュース(自家製ジュースを除く)」を飲食する回数が増加。女性では「ヨーグルト」「シリアル」を食べる回数が増加した。

photo 最近5年間の朝食で飲食回数が変化したもの(男女別)

 朝食メニューが変化した理由としては、男女とも「健康のため」が最も多かった。その他、男性では「簡単に食べられる、食べやすいから」「生活の環境や時間が変わったから」「味覚の好みに合わせて」「同居家族が変わったから」など、生活環境に関する理由が多かった。

photo 最近5年間で平日の朝食内容が変化した理由

 一方、女性では「減量、増量のため」「簡単に食べられる、食べやすいから」「何となく気分が変わったから」「経済性を考えて」など、自己都合に関する理由が多数を占めた。

 調査は5月30日〜6月1日、インターネットで実施した。調査対象者は関東(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県)に居住する、20〜50代の男女。回収サンプル数は408人。

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