大東建託は、全国の成人男女を対象に居住満足度調査を実施した。住みここち(自治体)ランキング1位は昨年2位の「東京都中央区」で、2位「愛知県長久手市」、3位「兵庫県芦屋市」と続いた。
1位の東京都中央区は銀座や日本橋といった商業中心地、月島や人形町など下町風情が残る街があり、東京都を代表するエリアの一つだ。臨海部の勝どきや晴海周辺は都心部再開発などにより大規模マンションが林立し、交通利便性や生活利便性も高い。
2位の愛知県長久手市は県の北西部に位置し、名古屋市、尾張旭市、瀬戸市、豊田市、日進市と隣接。名古屋市のベッドタウンとして発展し、2005年には愛・地球博も開催された。人口増加が続いており、全国で最も住民の平均年齢が若い街として知られている。
3位の兵庫県芦屋市は県の南東部、神戸と大阪のほぼ中間に位置し、市街化区域の9割以上が住宅地となっている。市の南部は谷崎潤一郎の小説「細雪」の舞台になったことでも知られ、芦屋市谷崎潤一郎記念館をはじめとした文化施設も多く、市外からも観光客が訪れる「国際観光文化都市」に指定されている。
今回、順位を上げてトップ10入りしたのは3位の「兵庫県芦屋市」(昨年11位)、8位の「東京都港区」(昨年13位)、10位の「北海道東川町」(昨年12位)だった。
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