全国「住みここち」ランキング 3位「兵庫県芦屋市」、2位「愛知県長久手市」、1位は？：大東建託調べ（2/2 ページ）

[秋月かほ，ITmedia]

住みたい街（自治体）ランキング、結果は？

　住みたい街（自治体）ランキング1位は、「福岡県福岡市」が獲得。2位「沖縄県那覇市」、3位「神奈川県横浜市」と続き、昨年と全く同じ結果だった。

　1位を獲得した福岡市は、福岡県の県庁所在地。天神をはじめ大きな繁華街が複数あり、商業施設や飲食店が充実している。九州最大のターミナル駅である博多駅や福岡空港があり、日本国内のみならず海外へのアクセスも良好だ。

住みたい街（自治体）ランキングTOP20

　2位の那覇市は、沖縄県の南部に位置する県庁所在地。かつての琉球王国の中心地で、00年12月に世界遺産として登録された9か所の史跡のうち、「識名園（しきなえん）」や「玉陵（たまうどぅん）」などの4か所が点在する。本土や県内の主要地を結ぶ交通の要所でもあり、国内有数の国際空港・那覇空港や那覇港も整備されている。

　3位の横浜市は神奈川県の県庁所在地かつ日本屈指の湾岸・商工業都市で、大企業や商業施設が集積している。横浜みなとみらい21地区、横浜中華街や山下公園など人気の観光スポットも多く、近代的な雰囲気と歴史的建造物が共存する景観の良さから、ドラマのロケ地などで利用されることも多い。

　住みたい街（自治体）ランキングトップ20を見ると、昨年はランキング集計対象外だった長野県諏訪郡原村が17位にランクイン。その他14位の「北海道東神楽町」（昨年31位）、20位の「兵庫県神戸市灘区」（昨年21位）がそれぞれ順位を上げてトップ20入りした。

住みたい街（自治体）ランキングTOP50

　調査は、全国に居住する成人男女80万6722人（19年調査8万7351人、20年調査17万2199人、21年調査18万1448人、22年調査18万175人、23年調査18万5549人の合計）を対象に実施した。