この記事は、Yahoo!ニュース個人に7月31日に掲載された「「スーパーマリオ」の国内出荷数 「あつ森」以外にも三つのソフトが「しれっ」と抜いている件について」に、編集を加えて転載したものです(無断転載禁止)。
1985年にファミリーコンピュータ用ソフトとして発売され、国内出荷数681万本を誇る「スーパーマリオブラザーズ」。同作は「2023 CESAゲーム白書」の「国内歴代ミリオン出荷タイトル」のランキングで、2020年に発売された「あつまれ どうぶつの森(あつ森)」(1061万本)に破られるまで、単一タイトルとしては長年首位を堅持していました。破られたとは言え、驚異的な数字であることに異論をはさむ人はいないでしょう。
ところが今回、「スーパーマリオブラザーズ」の国内出荷記録を、三つのソフトが「しれっ」と抜いていました。「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」(694万本)と「マリオカート8 デラックス」(691万本)、「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」(684万本)です。全てニンテンドースイッチ用ソフトです。
ちなみに「ポケットモンスター 赤・緑」ですが、ランキングでは「ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ・金・銀・クリスタル」として「約2300万本」となぜか概数になっています。CESAによると、ランキングは各社の回答を反映させているので、このような形になるのだそうです。
要するにメーカーが「赤・緑・青・ピカチュウ」と「金・銀・クリスタル」のデータを別々に出したくない……と解釈できますし、それならランキング外の扱いにせざるを得ません。概数にするのは、するなりのやむを得ない理由があると推察されます。
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