マツダは9月4日、クロスオーバーSUV「MAZDA CX-5」を一部改良した。ボディーカラーの追加や機種・装備体系の見直しを実施した他、特別仕様車「Retro Sports Edition(レトロスポーツエディション)」を追加。10月中旬の発売を予定している。
特別仕様車「Retro Sports Edition」は、レトロモダンの世界観がテーマだ。外観デザインはジルコンサンドメタリックをイメージカラーとし、ドアミラーやホイール、シグネチャーウイングをブラックで統一した。
内装はテラコッタカラーとブラックでコーディネートし、アクセントにテラコッタカラーのステッチを施した。シート中心部には、セーレン社のスエード調生地「レガーヌ」を採用している。同モデルは「MAZDA CX-30」「MAZDA3」にも追加され、10月中旬〜下旬に発売予定だ。メーカー希望小売価格は342万6500〜397万6500円。
その他、全機種で新色のボディーカラー「プラチナクォーツメタリック」を追加。「Exclusive Mode(エクスクルーシブモード)」「Sports Appearance(スポーツアピアランス)」「Field Journey(フィールドジャーニー)」の内外装デザインを変更した。また、メーカーセットオプションや標準装備を見直し、選択しやすい機種・装備体系とした。メーカー希望小売価格は290万9500〜422万5100円。
CX-5は2012年に初代モデルを発売。デザインと走りの性能に人気があり、マツダのグローバル販売台数の3分の1を占める基幹車種の1つである。
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