昨今「Well-being(ウェルビーイング)」という言葉をよく目にする。Well-beingとは、身体の健康だけでなく、精神的にも、社会的にも良好な状態を目指すことを意味する。
Well-beingについて、過半数が「聞いたことがない」と回答したことが、コクヨグループでEコマースサービスを提供するカウネット(東京都港区)の調査で明らかとなった。まだWell-being(ウェルビーイング)の認知度が低い中、企業や個人は健康への取り組みをどの程度行っているのか。
Well-beingを「知っている」人は9.6%、「大体知っている」人は9.4%と、認知度は約2割に留まった。一方で「全く知らない」という人は52.4%いう結果に。
職場における社員の健康づくりの取り組み具合については「取り組んでいる」が46.8%、「取り組んでいない」が44.1%で、ほぼ同程度という結果に。カウネットは「企業による社員の健康づくりへの取り組みは、まだあまり進んでいないのが現状と言える」とコメントした。
具体的な取り組み内容については「ストレスチェックの実施」「産休や育休制度の推進」「禁煙への取り組みの推進」などが上位にランクインしたが、いずれも3〜4割程度にとどまった。
回答者からは「コロナ以降中止していたラジオ体操を復活してほしい」「不定期でよいので、ストレッチやヨガの教室などを開催してくれるとうれしい」「スポーツジム費の補助金」といった意見が寄せられた。
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