ラインアップが充実してきたびっくりドンキーのモーニングメニューだが、どういったものが特に注文されているのか。
広報担当者によると、最も売れているのは「プレーントーストセット」「ミニマムバーグディッシュセット」(いずれも約20%)、次いで「チーズトーストセット」(約15%)となっている(集計期間は23年7月26日〜8月22日)。
モーニングメニューを利用する層は、店舗の立地や曜日によって異なるが、郊外だと「年配」「家族連れ」、都市部では「若者」「会社員」がそれぞれ多いようだ。
同社では施設などの都合でモーニング営業ができない店舗を除き、基本的に全店に朝食メニューを導入していく考えだ。現在の導入率は約7割だが、これをさらに引き上げたいとしている。
モーニングが充実しているチェーンとしては「コメダ珈琲店」などが有名だが、最近では大手牛丼チェーンやファストフードチェーンも注力している。背景には、高齢化の進展により、団塊の世代が定年を迎えていることがあるとの指摘もある(出所:ラーメンに250円定食 びっくりドンキー、幸楽苑、なか卯で進む「朝食革命」の正体)。
びっくりドンキーの朝食戦略はどこまで進化していくのか。
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