上場後のスタートアップの資金調達や成長支援を行うグロース・キャピタルの嶺井政人CEOが、現在活躍するCEOと対談。その企業の成長の歴史や、CEOに求められることを探る。
マネックスグループの清明祐子CEOは6月、女性としては初めて金融グループのトップに就任した。日本では女性経営者がなかなか生まれないのが現状だ。その背景や問題点を清明CEOに聞く。
日本、米国、香港にリテール向けのオンライン証券ビジネスの本拠地を持つなど、グローバルに事業を展開しているマネックスグループ。6月に初めてトップが交代し、創業者の松本大氏(59)にかわって清明祐子氏(46)が就任した。そのサクセッションの裏側を前編記事でお伝えした。
清明CEOは、金融グループでは初めての女性CEOだ。一方で、日本企業では女性経営者が増えているとはいえない状況がある。対談の後半では、女性経営者が生まれない背景や問題点を、清明CEOに聞いた。
清明祐子(せいめい・ゆうこ)マネックスグループ取締役代表執行役社長CEO。2001年4月株式会社三和銀行(現・株式会社三菱UFJ銀行)入行、2006年12月に株式会社MKSパートナーズに転じ、2009年2月にマネックス・ハンブレクト株式会社(2017年マネックス証券と統合)入社。2011年6月マネックス・ハンブレクト株式会社代表取締役社長を経て、2013年3月マネックスグループ執行役員、2016年6月執行役、2019年4月マネックス証券株式会社代表取締役社長に就任。マネックスグループで2021年取締役、2022年4月取締役兼代表執行役を経て、2023年6月より現職
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