恋愛・婚活メディアを運営するナイル(東京都品川区)は、結婚経験がある男女を対象に「結婚に関するアンケート調査」を実施した。結婚相手と知り合ったきっかけを平成世代、昭和世代に聞いたところ、どちらの世代も1位は「同じ職場」であることが分かった。
どちらの世代においても3位以内に「同じ学校」「知人・友人の紹介」がランクインしている。平成世代では5位に「マッチングアプリ」がランクインしており、昭和世代と比べると約2倍の割合となった。
結婚相手との出会いを年代別に見てみると、1位の「同じ職場」は50代と60代で特に多く、20代の約2倍となった。「結婚相談所」や「マッチングアプリ」は、20〜30代が比較的多い。
結婚する前に同棲した人の割合は、昭和世代で30.5%、平成世代で54.5%だった。ライフスタイルや価値観が多様化するなかで、若い世代ほど同棲を通じて生活習慣や考え方を知ってから結婚に至る人が増えたようだ。
結婚するときにハードルになったものについて、昭和・平成世代ともに1位は「経済的問題」、2位は「親族・家族との関係」だった。
結婚式を挙げた人は昭和世代で81.4%、平成世代で63.7%となり、昭和世代が20ポイント近く上回る結果になった。
結婚直後の働き方について、仕事を辞めて専業主婦(夫)になった人の割合は、昭和世代は14.3%、平成世代は9.5%だった。
女性が「仕事を辞めて専業主婦になった」割合は、昭和世代が26.9%、平成世代は16.3%と、若い世代ほど女性が働き続けるケースが増えているようだ。
調査は9月4〜6日、全国の20〜40代の男女608人を対象にインターネットで実施した。
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