2009年から現在に至るまで、地方移住に関するトレンドはどのように変化したのか。
東日本大震災の影響で移住地ランキングには大きな影響が出たと高橋理事長は指摘する。安心・安全を求める志向が強まったので、ランキング上位の自治体は東日本から西日本に移った。また、全国896市町村が40年には消滅可能性都市に該当するという「増田レポート」が14年に発表され、危機感を抱いた政府が「地方創生」を掲げたことが影響し、地方移住の機運が高まった。地方創生が打ち出される以前から移住対策に乗り出している自治体は、現在も上位にランクインする傾向があるという。
また、移住地ランキング上位にくる自治体の特徴としては「住む場所などの受け皿を整備している」「働く場所がある」「移住者に対してフォローアップする体制が整っている」が挙げられると高橋理事長は指摘する。
今後、移住地ランキングはどのように変化していくのだろうか。
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