顧客満足度調査を行うJ.D. パワー ジャパン(東京都港区)は「2023年日本自動車商品魅力度調査」を発表した。ラグジュアリーブランドの魅力度1位は「レクサス」(760ポイント)で、2位「BMW」(739ポイント)、3位「メルセデス・ベンツ」(716ポイント)、4位「アウディ」(703ポイント)となった。
マスマーケットブランドの魅力度1位は「MINI」(720ポイント)が獲得した。以下「スバル」(703ポイント)、「マツダ」(690ポイント)、「日産」(687ポイント)、「三菱」(675ポイント)と続いた。
商品魅力度の指標となるAPEALスコアの調査平均は671ポイントで、22年調査より7ポイント向上した。ランキング対象14ブランド中8ブランドが前年を上回るスコアとなり、中でも「日産」が前年比19ポイント増と、最も向上していた。
セグメントアワードランキングでは、軽セダン1位はスズキ「ラパン」、軽ハイトワゴンは日産「サクラ」、軽スーパーハイトワゴンはダイハツ「ムーヴキャンバス」、コンパクトは日産「ノート」、コンパクトSUVはマツダ 「CX-3」、ミッドサイズはトヨタ「プリウス」、ミッドサイズSUVは日産「エクストレイル」、コンパクトミニバンはトヨタ「シエンタ」、ミニバンはトヨタ「アルファード」がそれぞれ1位を獲得した。
ランキングが成立した9セグメント中、6セグメントには新型車もしくはフルモデルチェンジモデルが含まれ、そのうち5セグメントはその新型車・フルモデルチェンジしたモデルが首位の評価となった。各社の新モデルが、魅力ある商品として高い評価を得ていることが分かった。
調査は5〜6月、新車購入後2〜13カ月が経過した乗用車保有者(18歳以上)を対象に、インターネットで実施した。有効回答数は2万1647人。
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