顧客満足度調査を行うJ.D. パワー ジャパン(東京都港区)は「2023年日本自動車セールス顧客満足度調査」を発表した。ラグジュアリーブランドの満足度1位は「レクサス」(796ポイント)だった。
レクサスは「店舗施設・サポート」「商談」「契約手続き」で最高評価を獲得した。2位は「ボルボ」(775ポイント)、3位は「BMW」(774ポイント)、4位は「アウディ」(760ポイント)となった。
マスマーケット国産ブランドの満足度1位は「日産」(736ポイント)で、2位「マツダ」(722ポイント)、3位「ホンダ」(721ポイント)と続いた。日産は「店舗施設・サポート」「契約手続き」「納車」で最高評価を獲得した。
現在、世界的な自動車部品の供給不足やウクライナ情勢の悪化により新車の納期は長期化している。契約してから納車までの期間が3カ月を超えた割合は前年の23%から47%に増加した。事前の納車予定時期と比べ、実際の納車が予定通りだった割合も55%から47%へ低下した。
EV購入者の購入までの来店回数をみると「3回以上」が44%と、内燃機関車購入者(35%)より高かった。ディーラーの担当者から購入予算を考慮した提案があった割合はEV購入者で78%、内燃機関車購入者では83%だった。予算より高くなった割合はEV購入者で56%と、内燃機関車購入車の47%を上回っている。
調査は5〜6月、新車購入後2〜13カ月が経過した国産および輸入車ブランドの乗用車保有者を対象にインターネットで実施した。有効回答数は7219人。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング