狭い家で感じるストレス 3位「1人の時間や空間がない」、2位「家事がしにくい」、1位は?

» 2023年11月19日 07時45分 公開

 狭い家で感じるストレスは何か。不動産買取事業のAlbaLink(東京都江東区)が実施した調査によると、1位は「収納が少なく散らかりやすい」(205人)だった。回答した人からは「収納スペースに困る。ものがあふれる」「子どものおもちゃを収納するスペースがなく、家がいつも散らかってる」といった声が寄せられた。

photo 「狭い家」に関する調査(提供:写真AC)

 2位は「動きにくい・家事がしにくい」(92人)。「キッチンが狭いので料理しにくいのがストレス」「室内での移動で家族とぶつかる」といった意見が聞かれた。3位は「1人の時間や空間がない」がランクインした。「家族との距離感が近く、なかなか1人の時間がとれない」「1人になりたいのに、自分だけのスペースや時間がない」など、プライベートスペースの確保に苦しんでいる人は多いようだ。

 4位以下は「生活音が気になる」(66人)、「リラックスできない」(45人)、「圧迫感がある」(40人)、「好きなものを置けない」(37人)、「ものを置くとすぐ狭くなる」(25人)が続いた。

photo 狭い家でストレスを感じることランキング

 狭い家を広く感じさせるための工夫では「ものを増やさない」(219人)が1位だった。回答者からは「できる限りいらないものを捨てる」「家具や家電は最低限しか置かない」といった声があった。

 2位は「整理整頓と収納」(86人)。「なるべく押入れなどに入れて、視界に入るものを減らす」「収納にものを押し込んで部屋を広く使う」など、目につかない場所に収納する意見が目立った。3位は「大きな家具を置かない」(79人)がランクイン。「ベッドを持たず、布団を使用している」「置いている家具はなるべく低いものにして、空間を広く見せている」など、家具による圧迫感を減らす工夫が見てとれた。

 4位以下は「デッドスペースを活用する」(70人)、「床を見せる」(51人)、「家具の色やデザインを工夫する」(45人)、「家具の配置を工夫する」(25人)、「開放感が出るよう意識する」(21人)が続いた。

photo 狭い家を広く感じさせる工夫ランキング

 調査は、狭い家に住む502人を対象にインターネットで実施した。期間は10月28日〜11月10日。

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